B太郎も住宅メーカー5社比較で最終決断までに至るまで

住宅メーカー選びのこと

B太郎です。 前回の土地探しの記事で自分自身の心の中ではどの住宅メーカーにしたいと思うか心はほぼ決まっていたと書きましたが、

実際には自分1人で決めることが出来ないため、もちろん妻との話し合いで最終合意が必要ですので、住宅メーカー決定までは、住宅メーカー5社を企画し比較して最終的には夫婦ともに納得した形で決めました。

候補に挙げた住宅メーカーは、
・Sハウス 鉄骨系の全国区ハウスメーカー
・N建設  木造系の地場のデザイン重視
・T建設  木造系の和のこだわり
・Iホーム 木造系で地場系のトップシェア
・Aホーム 木造系の地場メーカー

全国区の鉄骨系1社と地場の木造系4社の計5社で、上記に書いた順番は住宅展示場へ行ったり、ひょんなことで関わりができたりなどで話を聞いていった順番です。

前回の土地探しの記事に書けなかったところに少し触れますが、実は1番最初に関わったのが、Sハウスです。

きっかけは住宅情報雑誌での売地情報を見かけた事でした。土地探しは常々、縁のものだと思っていましたが、今まではアパート暮らしで引っ越しを4回、そして現在住んでいる借家引っ越して参りましたが、

土地を購入して家を建てるとなると私の年齢ではこの引越しが最後であり、そこに建てた家で生涯を過ごすことになるでしょうから、そんなことを考えながら自分はどんな場所に、そしてどんな環境で家を建てたいかというイメージを概ね固めていました。

場所は駅になるべく近く、私は自分1人の会社もやっているため自宅兼仕事場のイメージ、その意味で好立地な場所を探していました。

そんなときに、まさしくピッタリな場所が3区画売りに出されていたのです。しかし実はそこはSハウスの建築条件付き地面だったわけです。こんなケースはよくある話かもしれませんが、場所が非常に魅力的だったため最初にSハウスに訪れることになった次第です。

結論から言うとここは半年ほど関わった後に却下となりましたが、その理由は3区画割でB太郎が希望していた、最低でも70坪以上という希望の広さが叶えられなかったことと、とにかく価格がびっくりするほど高額であったこと、Sハウスが提案する家のデザインが総じて妻の好みに合わなかったという3点でした。

今後記事で何度も出てくると思いますが、外国人の妻が想像する日本の家屋は瓦ぶきの大屋根で、格子が似合う古風な感じだったようで、それもどうかと思いますが、今はどちらかといえば和モダンというのが流行のようですので、一旦そのイメージを基準に方向性を考えようという感じになりました。

そして次に訪問したのが、N建設で地場の木造系の優れたデザインという印象の強い住宅メーカーでございます。

実はちょうどSハウスの検討していた地面があった近くにN建設の完成したばかりのモデルハウスがあり、見に行ったのがきっかけでした。

地元でもN建設のデザイン性については評価が高いと聞いていましたが、実際に見学して正直非常に魅力を感じました。じつはこのN建設が最後の最終決戦まで残った住宅メーカーでしたが、それについては後述することにしたいと存じます。

次にT建設な候補に上がったのですが、その理由はちょうど前年度に友人がT建設で新築を建てて施主として満足度が高く検討するなら候補に入れるべきと押してきたからです。

実はこのT建設は最後の3社に絞られた時に残っていた1社です。

そしてここでようやく結果的に決定したIホームが出てきます。ここまでの4社はほぼ1ヶ月間の間に最初の関わりができて、その後3社が土地探しに協力してくれた次第ですが、どのようにして最終的に土地購入に至ったかは前回の記事で書いたとおりです。

5社目のAホームはその後にひょっこり関わり合いができましたが、全部で5社の内このAホームとSハウスは早い段階で脱落、3社の競合となりました。

さて残った、N建設、T建設、Iホームの3社ですが、

次に脱落したのはT建設で、妻はその和風にこだわったテイストが気に入ってはいたようですが、まず営業マンがよくも悪くもこだわりが強すぎて、この住宅会社が考える建築コンセプトや間取りの考え方など、営業の方の考えを押し通そうとしているのかとばかり、あまりにも独自の理論展開をするので

B太郎と妻が考える自分たちの理想とする家づくりの考えをじっくりと聞いて期待に応えていこうという姿勢が残念ながらあまり感じられなかったこと、

そして物別れになる決定的な出来事が、現在競合している後の2社がどこの住宅メーカーかと分かった途端、その住宅メーカーの弱点や悪口を言いだす始末で、さすがに耳を覆いたくなりました。

T建設が考える間取りの設計やコンセプトなど自信がある事をせっせと伝えたいと思ったという気持ちはわからないでもないですが、私としてはこの先の打ち合わせで本当に自分自身が想像している間取りプランや、自分たち自身が使い勝手の良いと考える少し特殊なライフワークを含めた設計をすり合わせをしていくのに、少し不安を感じた次第で

あまりにも住宅メーカー側の主張を通しそうな勢いに引いてしまった次第です。

さて、最後に残ったのがN建設とIホームの2社になったわけですが、やはりなんといっても私たちが望むことを伝えた上で、どんな間取りプランを提案してくれるか、総合的な家づくりのイメージをプレゼンテーションしてくれるか、そこは大事です。

前回の記事では心の中では「この営業マンに任せたい」と内心決めていたと書きましたが、家の外観はもとより間取りプランや総合的なイメージがどうなるのか、そこはマイホームという商品を買うわけですから絶対重要です。

間取りプランの詳細については改めて記事を書こうと思っておりますが、最終的に1年以上にも及ぶ打ち合わせが続く中で、どちらの住宅メーカーもエース級の設計士が担当することになり、不思議なものでなぜか外観イメージがかなり似ており、

間取りプランも似ているという事ありませんが、自分が考える生活動線や自分が重視する滞在時間の長いエリアなどの、 位置関係をどうするかというアプローチがそれぞれ考え抜かれており、どちらも魅力でした。

間取り対決で、結論から言いますとどちらもこれで決まり、というわけではありませんでしたが、Iホームのほうは設計士とB太郎の考えるライフスタイルの聞き取りをしてくれた営業マンとの連携が非常によくできており、

提案された間取りプランの不満点や、改善して欲しいところなど山のように突っ込んでくるB太郎に対して、何としても期待にそうまでゼロからでも作り直すという覚悟を見せてくれて、何度でも改善して欲しいところや、場合によっては根本的なところからもう一度最初から考え直すということがあっても、何度でも納得いくまでやり遂げますと食らいついてきました。

なにしろ、施主であるB太郎と妻との間でさえ考え方が乖離していて、打ち合わせの場で押し問答するぐらいの夫婦の様子をなだめながらも期待に応えようとする姿勢に、自然とIホームに任せるのが自分たちにとっても幸せになれる可能性が高いのではないかと感じた次第です。

実はIホームとT建設両方の見積もりも、ほぼ同日に提出してもらい、金額はT建設の方がかなり安かったのですが、それでもせっかくの新築、自分の希望により近いものをかなえてくれるのはどちらの住宅メーカーかと考えたときに、最終的にIホームに決まっていったという流れでございます。

ここに書いた時系列は4社に絞り込まれたところから約1年近くにもなりますが、住宅メーカー比較から絞り込んで行って最後の1社に決めるまでは、私たち夫婦の考えの違いもあったため実際には大変な作業でした。

ときには夫婦で大喧嘩になったこともあり、「こんなに喧嘩してまで住宅メーカーが決まらないなら新築なんてやめてしまおうか」なんて言葉も吐いたことがあります。

もしかするとそんなことも、あるあるなのかもしれませんが、住宅メーカーの絞り込みや決定までの間だけでも大変なパワーが必要だったと思います。

ただ住宅メーカーが決まっても、そこからは本当の意味で間取りプランの練り直しなど、実は道のりがある次第で、この後はそんな事にも触れていきたいと存じます。

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